Googleキーワードツール

以前、私の会社に「カーポート」をネット販売したいというご相談を持ちかけて来られたお客さまがいらっしゃいました。

「え?カーポートってネットで売れるの?」

あなたは、そう思ったかもしれませんが、そもそも、その商品がネット通販で需要があるかどうかは、「その商品が、毎月、どれくらい検索されているか」という検索キーワードのニーズによって図ることができます。

そして、「その言葉が、毎月、どれくらい検索されているか」ということは「グーグルキーワードツール」を利用することにより、ある程度、把握することができます。

グーグルキーワードツールは、その名からもわかるように「グーグルで、毎月、どんなキーワードが、どれくらい検索されているか」を誰もが無料で調べることができるツールで、「グーグルキーワードツール」と検索すると見つけることができます。

当然ですが、このツールを使うと、「毎月、どれくらいの人が「カーポート」という言葉で検索しているのか?」ということも調べることができます。

ちなみに、私がこのブログを書いている時点では、「カーポート」という言葉は、毎月、(おおよその数値ではありますが)14800回検索されています。

ネット通販の世界では、その商品を表す普通名詞が月間10000回以上検索されていれば、じゅうぶん商売が成り立つというのがセオリーなので、カーポートはじゅうぶんネット通販で収益化できるのではないかと判断することができるのです。

ただし、当然ながら、いくら月間検索回数が10000回以上であっても、その商品の値段(販売価格)や利益率によって、この目安の数値は変わってきます。

ですので、単価が安く利益率も低いような商品であれば、いくら10000回以上の検索回数があっても、それだけでは収益化できるかどうかは判断できないのですが、カーポートの場合は、1件成約すれば、それなりの利益が発生するので、そういった観点からも収益化が可能であろうと判断するわけです。

さきほどは、その商品がネット通販で需要があるかどうかを調べる方法でしたが、需要がいくら多くても、それ以上に「供給」が多ければ、それはライバルが多くビジネスを行ううえでは厳しい戦いとなります。

ネット通販の世界では、「その商品の需要に対して、どれだけライバルがいるか」ということに関しては、検索結果のスポンサー広告にどれだけの数の広告が出稿されているかによって、その市場の状況を把握することができます。

ちなみに「カーポート」に関しては、すでにたくさんの会社が広告を出稿していますので、かなりの激戦になることは把握できるのですが、これがまだ広告を出している会社が2社、3社程度であれば、ライバルも少なく狙い目の市場なのでは?と推測できるのです。

というわけで、今回の記事では、ネット通販における需要と供給についてお話してきましたが、もちろん、今回、お話したこと以外にも、ネット通販に参入すべきかどうか、ライバルの少ない狙い目の市場の発掘方法などは数多くあります。

それらについては、今後も、ブログやメールマガジンなどで情報発信していければと考えておりますので、どうぞ末永くよろしくお願い致します。

ご精読ありがとうございました。

雑記

Posted by 時枝宗臣